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2013年08月 の記事一覧

アーティスト、黄金を抱いて翔べの感想

もう夏休みも終了ですねぇ。まぁ自分は社会人なのでもうあんまり関係無いけど、学生時代は堕落した生活を送っていたのが懐かしい(笑)。自分が通っていた学校は夏休みの宿題がほぼゼロで、あっても3日もあれば終わるような課題。結果夏休みが明けるとペンを持った手に非常に違和感を感じるというのが、クラス内での定番の話題でした(笑)。そういえばこのブログって学生の頃から続けていて、昔の自分が夏休みに何を書いていたかってのも見れちゃうけど・・・自分は見る勇気がありませぬ、なんで昔の記事を読むのってあんなに気恥ずかしいんだろう。

さて、タイトル通り、今回も前回に引き続き2本立てでお送りします。


„Artistul”-a-triumfat-şi-la-BAFTA-cu-7-trofee



アーティスト。サイレントモノクロ映画という忘れられた手法で、アカデミー作品賞をはじめとして5部門を受賞し話題になった作品。テレビでも(悲しい事に 笑)イヌの演技が話題になっていたので覚えている人も多いだろう。そこじゃないだろ、確かに可愛かったけどさ。

舞台は映画にまだ音声が無く、BGMもオーケストラの生演奏で付けていたような時代。トーキー映画が発明され落ちぶれていく無声映画のスター俳優と、チャーミングな容姿と声を武器に一躍頂点へと躍り出る若手女優のロマンスを描くという話。この映画自体も白黒でほとんど台詞が無く、必要最低限の台詞も黒一面の背景をバックに白抜きの文字で表すという当時の仕様で作られている。この時代に逆行するような手法も、その手法が生まれた時代を描くテーマに非常にマッチしていて面白い。普通に作れば懐古主義って言われそうなやり方だけど、業界が3D映画に傾倒していくという時代の移り変わりの中で公開できたのは、これまたテーマに深みが増して良かったと思う。

やっぱりモノクロ無声映画ということで演出についてはよく練られていて、特に影の使い方、音の使い方にはこだわりを感じた。階段を上る影や、ドアを開けたときに部屋に落ちる影、主人公が初めて声を出すシーンなどなど。特に影の演出は、現代の映画でやるとちょっと古くさい印象になると思うけど、モノクロで見るととたんに雰囲気のある良い演出になるのが面白い。

しかしこういう作品は芸術性を重視しすぎてエンターテイメント性に欠くということがありがち。アーティストも例に漏れず、素晴らしいんだけど話としては普通な映画だったりする(あ、今公開中の風立ちぬも個人的には同じ印象です 笑)。もちろん映画として表現したいことはしっかり出ているとは思うんだけど、無声映画のテンポでロマンスというのは現代っ子にはちょっと辛いか。映画好き以外には眠くなってしまう映画かもしれない。もう少しコンパクトにまとめた方が見やすくて良かったような気がする。まぁこの辺も、作ったスタッフがまさにアーティストだったんだなと強引に納得しておく事にする(笑)。

そういやこの映画とアカデミー賞を争ったのは確か「ヒューゴの不思議な発明(個人的悪意のある邦題TOP5入り間違いなしのタイトル 笑)」だったと思うんだけど、あちらは映画の父・ジョルジュ・メリエスをテーマに映画が発明されたころの話を3Dで描くという、これまた映画愛に溢れる良い映画だったので、映画ファンにはオススメ。最新技術を使って映画について描くと真逆の映画なので、アーティストと一緒に見ても面白いかもしれない。確か3Dで浮かぶ埃の美しさに感動した覚えがある、ご家庭で見るのは難しいかもだけど(笑)。



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妻夫木主演のジャパニーズクライムアクションもの。犯罪活劇といった方が合うか(笑)。

仲間を集めて銀行の地下に眠る金塊をぶん捕る!それだけの映画。文字だけ見ると、日本版オーシャンズイレブンみたいな感じを想像するかもしれないけど、あんなスタイリッシュ感は全然なくて、ただひたすらに泥臭い(笑)。血と汗と涙のにじむ、そんな映画。

まず言いたいのは、この映画台詞聞き取りづらいよ(笑)!!主演の妻夫木はクール、ともすれば暗いキャラクターでボソボソ喋るので聞き取りづらい。舞台が大阪で、ザ・関西弁みたいなこってこての訛りで喋るヤツがいて聞き取りづらい。チームの一人が韓国人の俳優さんで一応日本語だけど半分カタコトなので聞き取りづらい。最初30分ぐらい慣れるまでは何言ってるかさっぱり分からないシーンがいくつかあって、巻き戻してスピーカーに耳近づけて聞き取ろうとするんだけど、結局分からないままというシーンが多かったのは残念。ネイティブの関西人なら普通に見れるのかな?

話の方はまぁそこそこ面白かった。ハードボイルド感は良く出ていたし。ただ映画全体の雰囲気がシリアスで重苦しい感じなので見る人は選びそう。妻夫木はやっぱり妻夫木って感じだね、彼の出演作はそんなに見てないけどあまり演技の幅は広くない印象。映画の中でのびたくんと言われるシーンがあってちょっと笑ってしまったのは悔しい(笑)。

こういった作品ってセキュリティとの闘いに勝利する達成感とか、アクシデントに対応してギリギリの修羅場を抜ける爽快感とか、海外の作品だとそういうところがメインでそういうのを求めて見てしまうとがっかりするかもしれない。でもまぁ日本の映画ってやっぱりこういう雰囲気の方が合う気はするし、かっこつけてもかっこつかないという残念な感じになるよりはいいかと思う(笑)。まぁこっちは見ても見なくてもどっちでもいいです、別にオススメもしません。


そんな感じでアーティスト、黄金を抱いて翔べの感想でした。忙しいって言っているのにこのペース、自分でもびっくりですわ(笑)。このままいくといつか潰れそうな気がするので、もうすこし押さえていきたいとは思うんですけどね。でも来月中旬にはモンハンが出るので、そっちの日記も付けていきたいなぁ・・・忙しくなければだけど。

では、また次回、まだ映画の話は続きますノシ
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