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私はまだ……神の一手を極めていない

いつの間にか2月に入って半分が終わろうとしていることに恐怖を覚えるえぬまるです(;´Д`)
どう、みんな、マンガ読んでる?w
すっかりマンガブログになってしまったえぬブロですが今日も元気にいってみましょー

と言うワケで今回のマンガですが、今回はヒカルの碁!将棋とくれば囲碁だろってことでw
実はこの記事、3月のライオンの後すぐに書く予定だったんだけど
マンガ大賞の話を挟んでしまったがために、こんな間があいてしまうことに 笑

hikago


君がいーまー、僕をー支えて―♪僕がいーまー、君をー支えるー♪
個人的にスゴイ名作だと思うこの作品、えぬまるはアニメ版もアニマックスで何回も見たし
ヒカルの声優さんが亡くなったと聞いた時は相当がっかりしたつД`)・゚・。・゚゚
コミックスもまだ持っているし、マイ・ジャンプ黄金期の中でも大きな柱だったなぁ

主人公は囲碁にはなんの興味もない小学生、進藤ヒカル
祖父の蔵で見つけた碁盤に触れ意識を失い、平安の天才碁打ちの霊・藤原 佐為に取り憑かれてしまう
囲碁を打つために体を貸して欲しいという佐為のお願いにしぶしぶ従ったヒカルは
その強さに目をつけられて中学生の大会の助っ人を頼まれてしまい・・・


改めて思うのは少年漫画としてかなり珍しい主人公だったということ
こういうのの定番として、魅力的なヒロインに引っ張られて興味のなかった競技にのめり込むというのがある
その点では、最初の方は囲碁に全く興味を持たず、佐為の代わりに打つだけというのが斬新な設定で
似たようなキャラ付けにシャーマンキングの葉と阿弥陀丸の関係があったけど
むこうは主人公に「霊とその周囲の人間を救う」という意思が備わっていたのでだいぶ違う
囲碁という難しい題材で読者がなかなか興味を持てない所に、うまく感情をかぶせることができている

そして、主人公のライバルとして作品の最後まで出てくる塔矢アキラというキャラクター
こいつは主人公と同い年で名人の息子、周囲の子のレベルの低さに嘆く囲碁エリート 笑
そしてたまたま出会った初心者のヒカルと対戦して完敗(もちろん佐為が打っていた
そこからヒカルの謎めいた強さに魅かれ、彼を追い続けることになる

ここの展開で可笑しいのが、主人公が全く戦っていないということ 笑
実際、アキラと佐為の対戦を間近で見ながら干渉できない事に、ヒカルは悔しさを覚える
そして「オレもあんな風に打てたら・・・!」という思いが頭をよぎる
この時点から、やっと主人公の成長物語が始まるんだけど、この手の話にしてはものすごく遅い 笑
確か1巻まるまる使ってやっと囲碁に興味を持つという展開の遅さだったと思うけど、これがイイ
ここまで来てやっと読者も主人公と一緒に囲碁に対してほんの少し興味が出る

そして最終的にヒカルは囲碁界を制して神の一手を極めるかと言うと、そんなことはない
最終的にマンガの中でヒカルの段位はプロ初段、囲碁界を制するどころかその足元に立ったばかり
20巻以上あるにも関わらずそこで描かれるのは、常識の枠を超えた主人公が囲碁界を席巻する話ではなく
佐為と出会い囲碁を知り、強くなるために努力し、徐々に徐々に成長していく主人公なのである

たとえばスラムダンク、主人公の桜木はバスケを始めてわずか4ヶ月で全国レベルになる
彼の努力もすさまじいモノがあるけど、かっこいいとは思えても共感はできないんじゃないだろうか
特にバスケをやってる人から見たら、憧れではあるけど自分を重ねることは難しいはず
その点ヒカルはなかなか成長しない、そもそも最初は囲碁に興味すら持たない
この丁寧な「成長」の描写が今までのマンガとはまた一味違う共感や一体感の理由なんだろうと思う
(ヒカルの碁を読んで囲碁を始めた人もかなり多い、プロ棋士まで出てきてるらしい 笑


そしてヒカルの碁を語る上で外せないのは、やはり小畑健の存在だ
鳴かず飛ばずだった小畑がこの作品を手掛けて一気に売れたのは有名な話
霊というファンタジーな描写と、勝負事の真剣な空気を描き分けるのも小畑ならでは
囲碁が全く分からない自分でも、対局の持つ独特な空気感が伝わってくるし
佐為のおちゃめな言動に対するヒカルのコミカルな反応も読んでいて心地よい
それもこれも小畑の絵があってこそだろう 笑

そしてなにより小畑の成長が見れるのも面白い
デスノートでは最初から完成された絵だったけど、ヒカルの碁ではかなりの進化が見れるので必見w


プロになって出た大会で負け、解説についていたプロがヒカルのことをこう評価する

“昨日のアイツ”じゃ今日の対局のあの猛追はなかった
そしてその逆転の手“今日のアイツ”は気づけなかったけど
“明日のアイツ”はきっと気づく!

物語終盤で成長しきったように見えるヒカルでもまだまだ成長することを示すこの言葉
ヒカルの碁が最後まで成長物語で、それが基本姿勢なんだなって改めて気付かされるいいセリフw
ここまで丁寧に成長を描くマンガはない!というのがヒカ碁の面白さなんだろうと思う


そんなこんなでヒカ碁について語ってみた(*´ω`*)
本当に面白いマンガなので読んだことない人はぜひ読んでみて欲しいw
んな感じで★5つ、ではえぬまるでしたノシ

ヒカルの碁/原作ほったゆみ・作画小畑健/集英社/全23巻/wikipedia

追記
2/17から文庫版全12巻が発売開始だそうです、これからそろえるならぜひ!
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1136:

ヒカ碁は名作!!!
☆5つはすげぇ嬉しい!!!
サイが消えた後、いすみさんと光るの一局で、ヒカルがサイを見つけるシーンは今でも覚えてるわw

2012.02.13 22:24 りょたた #- URL[EDIT]
1137:

>りょたたさん
だよねー!何回でも読める名作だよ!
サイを探しまわって旅行して引きこもって、伊角さんとの勝負の流れは最高だよね 笑

2012.02.14 16:55 えぬまる #- URL[EDIT]

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