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続・マンガ大賞の話

前回マンガ大賞の特集をして、思ったよりも知らない作品だらけだったので
ブログを更新してすぐにTSUTAYAのレンタルコーナーに走ったえぬまるです 笑
マンガ大賞の作品からは4つの作品を借りたんだけどどれもこれも想像以上に楽しかった!
ので、鮮度のいいうちに感想を書いておこうと思うw

■『ちはやふる』末次由紀/講談社/既刊15巻/wikipedia
ちはやふる

2009年のマンガ大賞覇者にして「このマンガがスゴイ!」オンナ編2010年1位
そして2011年第35回講談社漫画賞少女部門受賞、そしてアニメ化と今や押しも押されぬ大人気マンガ
ぶっちゃけこんな説明なくてもそうとう有名になってしまったこの作品
そしてなによりマンガ大賞実行委員の先見の明が光る 笑

競技かるたという地味な競技を取り扱うこの作品(というと怒られるかもしれないけどw
まず、競技かるたの奥深さに驚かされること間違いなし!
ルールがよくわからない人でも(大半だと思うけど)、少しずつ増えていく駆け引きの要素や
それを吸収して成長していく主人公に釣られて周りのキャラクターと一緒にその深さに引き込まれる
上の句が読まれた瞬間に動くひりひりするような緊張感と、その合間の駆け引きがテンポよく描かれていて
さらには団体戦での駆け引きや青春ストーリー、そしてもちろん百人一首の持つ日本語の美しさも・・・
書き出すときりがないけど、その深さの底がまだまだ見えてこないというは面白い

そしてマンガとしても個性的なキャラクターが多くて面白い
かるたバカの主人公もそうだけど、かるた部に集まる部員たちも変な子ばっかりだし
圧倒的な強さを誇る名人とか、最終的なライバルになるであろう現クイーンとかも変な人
そもそもかるた好きって時点で珍しい人達なのは間違いないんだけど 笑
そういった個性的なキャラクターのおかげでギャグパートもかなり面白く
それが試合中にもあったりして、ふっと息を抜けるシーンを入れてくれるのはありがたい
というかなかったら息の止まるような試合にこっちが酸欠とかで倒れてしまいそう 笑

そんなかんじで大賞にも納得のマンガだった
ちなみに今出てる15巻でかなりキリのいい終わり方をしているので、ぜひ 笑
アニメ派の人には酷な話かもしれないけどw


■『SARU』五十嵐大介/小学館/既刊上・下2巻/wikipedia記事無
SARU上SARU下

コンビニで並んでるのを見て気になってたマンガ、2巻で完結というので借りてみた
五十嵐大介といえば海獣の子供なんかが有名なんだけど、面白いとはまた一線を画した作風が特徴的
この作品も多くは説明せずにずんずん進む展開と、いくつもの隠されたテーマ、オカルト的な話で分かりにくいけど
なかなかに完成度の高い作品なので読んでおいて損はないと思う、2巻だし 笑

お前たちは土地により時代により、俺を無数の名前で勝手に呼び続けている
・・・俺は「ドゥナエー」、俺は「内臓を晒すもの」、俺は「ハヌマーン」・・・
そしてこうも呼ばれている・・・斉天大聖、「孫悟空」・・・いや、俺達は、と言うべきかな?


物語前半に出てくるこのくだり、かっこいいw
古来よりサルを恐れ崇める信仰は数多くあるけど、それを同一の存在というのはなかなか出来ない発想だし
しかもそれをこうコンパクトに表現するっていうのがなんとも言えない 笑
孫悟空といえば西遊記だけど、それをこう独自の解釈で他の伝承と平たく使うっていうのもなかなか
・・・ツボがよくわからない?これが平常運転です(汗

孫悟空と言えば如意棒や觔斗雲、頭にしている金色の輪が有名だと思うけど
もうひとつ有名なのが毛をむしって口に含み吹いた毛が分身になる「分身の術」!(あってるか微妙だけど
その分身から分離した2匹の突然変異体が次第に対立しだして、それが世界の均衡の根底になっていくんだけど
・・・
文章にするとなんというか、すっごくわかりにくいし、がっつりネタばれになってしまう 笑
逆にいえば文章にできないマンガという最高のほめ言葉な気がするけどw

五十嵐大介のあの絵のタッチがあってこそ、このオカルトなのかSFなのかよくわからない話にも
なぜか納得してしまってズルズルと最後まで読んでしまう、そんな惹きこまれる言葉にできないなにかがあるマンガ
そしてそれを描いているのがそれほど有名でない人というのが日本のマンガ文化のレベルの高さを表していると思う

それとこの作品は実は伊坂幸太郎とコラボしていて
コミカライズとかノベライズとかではなく、世界観を共有した違う作品を書いているらしい
伊坂幸太郎ファンの人がいたらぜひ読んでみてほしい、そして感想を教えてください 笑


そんな感じで2作品の感想終わり
長くなったので続きは次の回で、ではえぬまるでしたノシ
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