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モータースポーツへの情熱と二人の天才の物語「capeta」

最近インフルにかかりました、えぬまるです。ひっさしぶりにインフルにかかったんですけどあんなにつらいものでしたっけ・・・あと、病院で目薬みたいな容器をスーハーしただけで治療は終わり、最近は食後に薬飲む必要とかないみたいですげーびっくりしました。

タイトルの話。いやーcapeta終わっちゃいましたね、先々月ですけど。今自分の中で一番熱いマンガとい言えばのcapetaだったんですが、終わってしまったとなると来月から何を楽しみに生きていけば・・・なんて事にはなりませぬ(笑) capetaが終わっても月マガは続くしね、アフタヌーンとかも面白いし、なにより週刊誌追っかけてたら感傷に浸るヒマなんてないないw

ということもあり、無理矢理にでもcapeta終了の余韻に浸ろうというわけで、今回は曽田正人の描くモータースポーツマンガ「capeta」のご紹介です。

capeta.jpg


capetaは2003年から10年続いた曽田正人のモータースポーツ(=レーシング)マンガ。主人公で類稀なる才能を持つ平 勝平太(たいら かっぺいた)とライバルで幼少よりF1ドライバーになるべく育てられたエリート源 奈臣(みなもと なおみ)。この二人のレーシング人生を描くという、言ってしまえばそれだけのマンガ。ただこの二人を含めてドライバーという人種の天才っぷり、モータースポーツの持つ情熱と緊張感、レースの最中に下す刹那の判断、シビレる!そんな作品(笑)

まず一番の見所は、やっぱり本物のレースさながらのモータースポーツの迫力だろう。エンジンが唸り、サスペンションが軋み、ミリ秒単位での戦いに燃えるドライバーとエンジニア、周回を重ねる毎に上がっていく観客のボルテージ、エンジンの轟音響くマシンのコックピットから見えるはためくゴールフラッグ・・・現実のモータースポーツが持つクレイジーな情熱を上手く描けている、と思う。

それに加えてレース中のドライバーの心理描写が本当に面白い!アクセルをふかす、コーナーを曲がる、ライバルの車を抜き去るその瞬間、強烈なGによって息も出来ない、体の血が偏って片目がブラックアウトする、そんな状況で下される刹那の判断、そのスピード感にのめり込まずにはいられない!そしてそんな状況でもクレバーな判断が出来るカペタや源が最高にかっこいい(笑)

思えばシャカリキ、め組の大吾、昴、そしてcapetaと曽田正人作品は全部読んできたけど、この人ほど「天才」を描ける人はいないと思う。他の作品で出てくる天才ってただIQの高いキャラだったり、才能に恵まれていて他を寄せ付けないキャラだったり、いろいろあるとは思うけど、「異常なまでの情熱を持った人間が才能を開花させて天才と呼ばれるようになるまでの過程」をちゃんと描けるのは、この人をおいて他にはいないだろう。実際現実で天才と呼ばれるような人は皆そんなプロセスをたどっているだろうし、だからこれほどまで熱くシビレる作品になっているんだと思う。曽田正人のマンガにかける情熱もまた「天才」と言ってもいいのかもしれない。そしてそんなところに凡人(=読者)は惹かれるのだろう(笑)


そういえばcapeta最終回に寄せて曽田先生からこんな言葉が最後のページにありました。

自分が描くべきなのはこのページまでだ。
カペタがF1に乗るのはもう“ミラクル”ではなくなっている。
カペタが苦境を生き残るために勝ち残るスキルを身につける物語だった。

やはりこの人の天才像には成長の二文字が欠かせないようですね。次の作品でも読者を置き去りにするような強烈な天才が出てくる事を祈りましょう(笑)


そんなわけでモータースポーツ好きな人にも、まったく興味ない人にもオススメです。一度読めばあのぐるぐるまわって何が楽しいのかと思うF1やNASCARの面白さも分かるかもしれません(笑)

というわけで、capetaを紹介しました。それではまたノシ
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