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グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちの感想

最近は見た映画をFacebookのページで管理するようにしていて、大体いつ頃見たかっていうのまでばっちり出てくるんだけど、この「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」と言う映画は見たことをちょっと忘れていた。でもすっごく良い映画だったので、思い出しつつ感想を書きたいと思う。少し話は逸れるけど、Facebookで映画の観賞履歴を管理することで友人登録している人に自分が映画を見ているということがダダ漏れになってしまって(もちろん公開する範囲を設定すればいいんだけど、めんどくさい)、お前ヒマなんだろって言われることがあってちょっと困る(笑)。まぁ確かに映画は見ているんだけどヒマだから見ているワケではなくて、見たくて見てるんだからそれは自分にとっては忙しいことだと思うんだよね。この辺の"忙しい"って話についてはとあるPodcastが興味深い話をしていたので、また今度紹介できるとイイなぁと思います。

とりあえず今回はグッド・ウィル・ハンティング/旅立ちの話。

Will_Hunting.jpg


若き日のマット・デイモンと、つい最近バットマンを演じることが決まったベン・アフレックが脚本を共同執筆したことで有名な作品。ベンによれば、書いていたのはほとんどマット・デイモンで、清書と車の運転手が自分の仕事だったらしいけど(笑)。

脅威的な記憶力と、数学に関する天性の才能を持ち合わせながらも、過去の出来事から非行を繰り返す少年ウィル・ハンティング。その数学の才能を見抜き、自身の助手として迎え入れようとした数学教授のランボーは、彼にセラピーを勧めるも、ウィルはセラピスト達を手玉にとってますます調子に乗る始末。そこでランボーは旧知の仲である精神分析医のショーンにウィルを預ける。最初はショーンをからかっていたウィルだったが、ショーンも自分と同じように心に傷を負っていることを知り、次第に・・・


正直に言うとWikipedia見ながら書いたけどおおむねこんな感じの映画(笑)。

まずこの映画で称賛すべきは役者たちの名演技。主人公のウィル・ハンティングを演じるのはマット・デイモン、自分で脚本書いただけあってすんごいハマリ役、天才という難しい役柄を見事に演じ切っていたのは良かった。共同執筆のベン・アフレックは主人公の親友役で登場、まぁこっちもなかなか決まっていてイイ感じだったんだけど、それ以上に素晴らしかったのがセラピストのショーンを演じたロビン・ウィリアムズ!彼無くしてはこの映画は語れないだろうってぐらいに感情のこもった演技で、事実この作品でアカデミー助演男優賞を受賞しているというのもポイント(これは見てから知ったけど)。ミセス・ダウトのイメージが強い役者さんだけど(個人的にはアラジンのジーニーのイメージもあるけど 笑)、こんなにも真面目な演技で魅せることができるのかというのは驚きだった。演技の素晴らしさがここまで映画の素晴らしさに直結している映画と言うのもなかなか珍しいんじゃないだろうか・・・自分がヒューマンドラマ系あんまり見てこなかっただけかもしれないけど。

で、この映画、もう1ついいなぁと思うのは台詞回しが非常によく練られている、というところ。もちろん名シーン、名台詞っていうのはあるし(個人的には公園のシーンでのカメラが回り込みながらのショーンの長台詞、あれはとてもいい演技 笑)、それはそれで素晴らしいんだけど、セラピーで何度も何度も顔を突き合わせることになるウィルとショーンの会話がとても良い。お互いに心を開いていない状態から、次第に受け入れては拒絶し、拒絶しては受け入れていく中で心を通じ合わせる描写が非常に丁寧。そして友人であるベン・アフレック(役名は忘れた 笑)との心を開いた会話も、ショーンとの対比になっていてとても印象的。ちゃんと"会話でお互いの関係を示す"、"会話でストーリーを進める"ということが当たり前に出来ていて、派手な演出が無くても、はっきりとした悪役がいなくても、ほぼ会話のみで成立するもんなんだなぁ、脚本を書いた二人はすごいなぁと感心するばかり(笑)。だからこそ素晴らしい演技が光るんだとも思うけど。


そして、この映画のタイトルであるグッド・ウィル・ハンティング、もちろん主人公がウィル・ハンティングだからというのもあるんだけど、good will(=直訳で好意)を探すという意味もある。つまりは天才でありながら社会不適合者であったウィルが、二人の教授やヒロインとの交流の中で好意を得て(承認欲求を満たして)、自身の進むべき道が見えだして"旅立"ったという話。結局この話って天才である必要はなく結構普遍的で、人との関わり合いを持つのが苦手で、友情も恋愛も上っ面な人なんて溢れるほどいる(自分で書いてて汗が出てくる話だけど 笑)。それを解決するための、今の世で言うひきこもりなんかの社会不適合者(悪い意味ではなく)を救うためのヒントとか、どこか人間関係で満たされない人へのエールだったりとかが見えてくるように感じた。他者への信頼のための一歩を踏み出す難しさと、踏み出した後の素晴らしさというか・・・なーんか小難しいこと言ってますけど、見てるときは全然そんなこと思わなかったからね、気楽に見てください(笑)。

書いた後にネットの評価を見たら「オレは天才じゃないからウィルには共感できなかった」って人が多かったんだけど、そうじゃねーだろ!って言いたくなったわ(笑)

と言うわけで、グッド・ウィル・ハンティング/旅立ちの感想でした。なんというか後味が最高にさわやかな映画、オススメ!って感じではないけど人によっては救われるとも思うので是非見てみてくださいな。ではまた次回、まだまだ映画の感想書くよノシ
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